【拡張アート】 本塗り編 【メイキング】
【拡張アート】 本塗り編 【メイキング】
【拡張アート】 本塗り編 【メイキング】

約2か月ぶりのメイキング。

描きながらの更新は良くない(確信)

引っ越し時に紛失しかけた時はどうしようかと思ったぜ。



■ 本塗り編

正直ここからは完全にゴリ押し。とにかく沢山の手数と色の交わりで描画に深みを出していくだけです。




■ 使う道具

アクリルガッシュ



ペーパーパレット





■ 製作開始


まずは一気に暗い類似色を塗っていきます。


そうすると元の絵との境目が目立つ部分と目立たない部分がわかりやすくなるので、目立つ部分をより近く明るい色で描画していきます。

この明るい暗いを2~3回ほど繰り返して最後に一番明るい色を付ければ完成です。



言葉にすると短いですが実際に描いてると「もうわかんねえなコレ」ってなりますので休み休みやりましょう、拡張アートで一番大事なのは根気です。


よくありがちなのは、ずーっと中途半端な色で塗り続けてしまう事。明暗はやり過ぎくらいがベスト。


それと、なるべく筆で描いた感は無くせると良いですね、一度塗った後乾く前に水以外何もついてない筆で撫でると雰囲気が出せます。




最後に黒枠を残してない場合、カードの側面を軽く紙やすりで擦ってまだらを消して完成です。




何はともかく、どんな出来でも時間がかかっても【完成】させましょう。

絵描きとして育ってきた訳ではないので違うかもしれませんが、

多分たくさん描くしか上手くなる道は無いんだと思います。



■そんなこんなでメイキングは終了。

もっとテンポよくやりたかった、向いて無いってハッキリわかんだねw


【拡張アート】 下地塗り編 【メイキング】
【拡張アート】 下地塗り編 【メイキング】
【拡張アート】 下地塗り編 【メイキング】
大分ほったらかしてしまったー。


■ 下地塗り編

主に本塗りの為の準備。剥き出しにした紙質の上にイキナリ近い色を塗っても色に深みが出ないため下に近しい色を塗っていきます。油絵とかやった人は感覚が解りやすいかも、デジ絵風に言うと厚塗りですね。


■ 使う道具

アクリルガッシュ



ステンシル用筆

ペーパーパレット

綿棒

爪楊枝

特記しておきたいのは「ステンシル用筆」下地塗り用最終兵器。ムラ無く均一に塗ることも、グラデーションを作るのも思いのままです。ユザワヤで売ってる、濡れていると乾くまで使えないので2~3本あると無駄が無い。


■ 製作開始

基本的に一番広く明るい面の色を塗ります。必ず使う色は白と黒。灰色に色が混ざった感じで塗っていきます。途中で境界が混ざりそうなら適当に色を変えても構いません。

元絵に少しはみ出すようにステンシルして下さい、特にゴチャゴチャして無い面は全部潰してしまったほうが良いです。

文字周りは豪快に文字ごと塗りつぶした後、半乾きを狙って爪楊枝でコリ落とします、テキストボックス欄は大きく綿棒で落としてから爪楊枝で。

※古いカードは紙質が脆いからパワー9とかやる時は注意!

ある程度塗れたら、今度は少し暗めの色で大げさに陰影をつけていきます。
どうせこの段階の色なんて最終的には目立たないのでホホイのホイで良いです。

ここでしばらく本気乾燥させます、ここまでで大事なのは

・目立つ筆ムラを作らない事。

・白い紙地を残さない事。


この時に乾く前と乾いた後の色の違いを覚えとくと本塗りで楽ですよね。


下地塗りここまで。

質問あったらコメント欄にどうぞ。
【拡張アート】 下地作り編 【メイキング】
【拡張アート】 下地作り編 【メイキング】
【拡張アート】 下地作り編 【メイキング】
■ 下地作り

MTGのカードは表面がツヤっぽくなっているので、絵の具でそのまま塗っていくと下の色を拾ってしまい、枠の上から塗りました感が出てしまいます。

それだけでなく、着色剤がカードに定着しづらい為、少し触っただけでせっかく塗った部分が剥がれてしまった!なんて事になりかねません。

よって下地(拡張していくためにする準備)が必要なのです。


■ 使う道具

紙やすり

デザインナイフ

多くの方はジェッソを使ってますが、拡張部分と非拡張部分の厚み差を限りなくゼロにしたい為、必要なところ以外を全て紙やすりで削ってます。

これによって、普通なら定着しづらいFOILも拡張でき、着色剤が定着しやすい面を作れますし、もちろん刷毛ムラも出ません。

ただし、失敗が許されないため新枠や黒枠を残す場合はマスキングテープを使用したり安価なカードで練習しましょう。


■ 製作開始

まずは、カード名、マナコスト、カードタイプ、エキスパンションシンボル、テキストボックス、PT以外を大まかに削っていきます。コシコシコシコシコ >▽<

この時、色の薄い広い面は元の絵まで食い込んでシコってしまった方が良いです、どうせ完全に同じ色は出来ませんし。

次にデザインナイフを寝かせて横に滑らせるようにして削っていきます。ここで細かくやっておくと後で楽。

さらっと下書きしておしまい。



これで、下地が出来ました。

正直このやり方は手間が掛かりすぎるので、自分で使う分にはやんなくてもいいかも。



何か質問あれば受け付けまっす。

次回は楽しい塗りタイム。
【拡張アート】 道具編 【メイキング】
【拡張アート】 道具編 【メイキング】
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■ 拡張アートの作り方

こんばんは。先月くらいに10000アクセスしたら記念にメイキングでも上げようと言ったきりまったく手を着けていませんでした。


記念すべき一回目は道具の紹介とかしてきます!


あくまで紹介です。

別に「こうしなきゃいけない」「これを使わないと駄目」とかは一切ありません。

好きなように思うがままに描くのが一番だと思います。





■ 筆

・主に丸筆の0.3~2を使っています。毛種はナイロンと馬毛の混合でやや固めの筆
・結構頻繁に買い換えます。高い筆を長く使うタイプの人と、安い筆を使い捨てるタイプの人が居る模様。自分は後者ですね。
・ユザワヤに売っていた「ステンシル用たたき筆」が超優秀。下地、ぼかし、グラデーションがとても綺麗に仕上がる。
・一応、「白しか使わない筆」「黒しか使わない筆」「その他の色」で分けてます。


■ 絵の具

・二種類を使い分け
・「ニック アクリルガッシュ」教材用のガッシュ。乾燥が速く不透明なので下地塗りやら本塗りはこれ。筆の跡が出にくくとても自然に描ける。たいがいこれだけで仕上げる。
・「ゴールデンアクリリックス」乾燥がやや遅く、乾燥した後の色の変化が少ない。面倒な描写があるときはこれをつかう。

■ ペン 鉛筆

・下書き用。本気でトレースする時はカーボン紙とか出てくる。

■ 紙パレット

・使い捨て。グレーの紙パレットがおススメ、目が疲れないし混色がしやすい。


■ 水差し

・でかいボウル。大は小を兼ねろ。

■ マスキング

・塗装用低粘着タイプ。模型コーナーとかに良く置いてある黄色い奴は結構粘着力強いから気をつけましょう。
・実は黒枠残す時しか使わない

■ 爪楊枝 綿棒 

・爪楊枝は先をピンピンに尖らせとく。
・綿棒は化粧用の先が小さいタイプの方が色々と便利。

■ 鋏 デザインナイフ

・鋏はテープや紙切る用と紙やすり切る用で分ける。

■ 紙やすり

・400~1000番くらい。
・おそらくコレを大量に使うのは自分だけだと思う。

■ キッチンペーパー

・テッシュが嫌い。

■ 折れない心

・途中で諦めない心。






まあこんな感じでゆるく載せてきます。

ちなみにメイキングするカードは皆大好き『地下墓地のドラゴン』



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